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● 今、石川農園で
朝晩は風も冷たく感じられるまでになりました。十月には、遅い台風の襲来もあって葉野菜の成育が心配です。なんとか収穫まで育って欲しいものです。
さて今月の旬はパパイヤです。
本土の人には珍しがられますが、ベトナムやタイでは沖縄と同じようにごく普通
に食べられています。生でサラダにして食べる料理もあるようです。中国では木瓜(もっか)と呼ばれているそうです。木の瓜…的を得ていますよね。ですから瓜と同じような食べ方をされています。
● パパイヤのさまざまな特徴
肉をやわらかくするタンパク質分解酵素(パパイン)は、よく知られています。樹木や果
実に傷をつけると出てくる白い液状のものがそうです。その働きを活かして皮革製品の柔皮剤や洗顔料などに使用されています。またフィリピンでは、いぼや魚の目の治療に使われるそうです。更に種子や葉に含まれるカルパインという成分は、毒でもありますが強心剤として使われたりもしているそうです。
● フルーツパパイヤは
食後のデザートに適していると言われるのも、パパインが含まれるからです。特に肉類を食べた後は、その効果
が発揮されるでしょう。水溶性食物繊維であるペクチンも多いので整腸作用もあります。
またカロチンも果物の中では飛びぬけて多く含まれます。それは野菜パパイヤの4倍、ビタミンCもレモン並み。糖分も多いので栄養価の高い果
物の一つです。これらの栄養素は粘膜を保護したり、老化(酸化)が原因で起こる病気(がん・動脈硬化など)を、予防する働きがあります。胃が疲れている人・弱い人にも適している果
物です。
● 栄養的に優れたジャム
パパイヤはいたる所で見かけますがきれいに熟すのはなかなか難しいようですね。おいしくなる頃には、すでにカラスがつっついています。部分的に食べられないところがある物は、ジャムにしてしまうのがお勧めです。ペクチンが含まれるのでとろみもあって、栄養的にもいちごジャムなどより優れています。しっかり加熱するので安心でもあります。
今月のレシピ
● パパイヤの佃煮
≪材料≫ パパイヤ(小1個) ニンニク(少し)
干し椎茸(5〜6枚を水で戻す) ショウガ(少し)
赤唐辛子(1〜2本好みで)
しょうゆ ・酢 ・酒 ・ごま油 ・砂糖・塩(適量)
1. パパイヤは皮を剥いて縦にいくつかに切る。
2. 鍋にお湯を沸騰させ、そこに塩を一つかみ入れ、パパイヤを入れて3分ほど茹で、取り出してさましておく。
3. 粗熱がとれたら薄切りにし、ニンニク、ショウガ、赤唐辛子をみじん切りにする。
4. 鍋にごま油を熱し、ニンニク、ショウガ、赤唐辛子を炒める。
5. 薄切りにしたパパイヤと椎茸を加え、さらにしばらく炒める。
6. しょうゆ・酒・酢・砂糖を合わせ、鍋の中に入れます。
7. 10分ほど煮た後でさまします。
8. 1日くらい置くと味が染みて、よりおいしくなります。
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